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映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』はガンダム初心者でも楽しめる?実際に体験してみた!【ネタバレなしレビュー】

閃光のハサウェイアイキャッチ画像
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『逆襲のシャア』の知識しかないガンダム初心者が『閃光のハサウェイ』を観に行ったらどうなるか…?

こんにちは!漆宮あきらです。

先日、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を観に行ってまいりました!何を隠そうこの私、ガンダムの知識が逆襲のシャアしかない超ガンダム初心者でございます。

そんなガンダム初心者が閃光のハサウェイを観て楽しめたのか?楽しめなかったのか?を本音で斬り込んでいきます。

映画本編内容の直接的なネタバレなしで感想を語りつつ作品を紹介していますので、ガンダムの知識がなくても閃光のハサウェイが気になってるという方は、ぜひ私の実体験をもとにしたレビューを参考にしてみて下さいね!

従来のガンダムファンは勿論、ガンダムの知識がない方でも読める盛りだくさんな内容でお送り致します♪

目次

『劇場版機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは?

閃光のハサウェイ劇場ビジュアル

2021年6月11日(金)に満を持して公開された『閃光のハサウェイ』――

今回の機動戦士ガンダムの映画は、ガンダムの生みの親である富野由悠季氏が1989~90年に発表した小説『閃光のハサウェイ』を映像化した作品です。

歴代ガンダムファンは「待ってました!」と非常に首を長くしていたのではないでしょうか。

閃光のハサウェイは30年以上の時を経てついに映像化したガンダム作品!

閃光のハサウェイについて予告を観て気になっているけどどんな話?

という方向けに、ここで簡単に主人公のハサウェイと閃光のハサウェイの設定についてネタバレなしで説明致します。

「なっ、殴ったね!二度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!」

というアムロさんの超有名な台詞はガンダムを観たことがない方でもご存じではないでしょうか?

そのアムロを殴ったのは上司の「ブライト・ノア」という人物です。

「ノア」…そう、閃光のハサウェイの主人公の名前は「ハサウェイ・ノア」――つまりブライトさんの子どもが主人公なんです。

主人公のハサウェイは、少年期にアムロとシャアの最期の戦いの渦中にいた当事者だからこそ、アムロとシャア彼ら2人の相反する両方の思想に影響を受けています。

その影響を受けたハサウェイが12年後、腐敗した組織である「地球連邦政府」と、その連邦に抵抗する反地球連邦政府運動「マフティー」というテロ組織に深く関わっていくことになります。それが、閃光のハサウェイという物語のスタートです。

ガンダム初心者が閃光のハサウェイを観た結果【ネタバレなし感想】

閃光のハサウェイパンフレット&ブルーレイ

冒頭でも述べましたが私はガンダムの知識が逆襲のシャアしかない、超ガンダム初心者でございます。そんなガンダム知識に乏しい私が閃光のハサウェイを観た感想を本音で述べていきます。

なお本記事では「ガンダムの知識がないor初心者だけど閃光のハサウェイが気になっている!」という方向けにも書いております。作品の直接的な内容に触れるネタバレは一切ございませんので安心してください。

ガンダム初心者からみた閃光のハサウェイの良さをネタバレなしで語る

ついにこの日が来た…!とウキウキしながら劇場に入場。

客層の男女比は8:2とやはり宇宙世紀シリーズものは、特に男性人気が高いなと痛感しつつ座席に座ってこの作品が観れる喜びを嚙み締めていました。

写実的な映画としての閃光のハサウェイ

まず、第一に私がこの『閃光のハサウェイ』に対して抱いた感想は「アニメ」を観ているよりも「実写」映画に限りなく近いということです。

1カット1カットが本当に美しくて目が離せなくなる。一人称視点を多用したアングルや、滑らかなカメラワークが魅せる映像が劇中の没入感を深めているのです。

特に、劇中の登場キャラクターの一人であるギギの髪の動きから揺れるピアスの動きに至るまでの、一切の妥協がない徹底っぷりには目を見張るものがありました。

冒頭なんて特に「え?これ本当にガンダムなの?」とガンダム作品を観ているより、海外ドラマを観ているんじゃないかと錯覚するレベル。

詳しくは後述で語りますが、でもしっかり「これはガンダムだ」と我々に叩きつけているのが、この作品の凄いところなんですけどね。

そして、人物の顔と身体の描き方のバランスが本当に良いんです。もう全体的にひたすら「生」っぽいの。

東洋人と西洋人の顔の描き分けは勿論のこと、一人一人のキャラクターの身体の描き分けもしっかり差別化されています。

私はハサウェイのスタイル・体型が個人的にツボでしたね。手足が長くてスラッとしてて、華奢過ぎずゴツ過ぎず身長も高過ぎずほどよい。同じ男性キャラのレーン・エイムの柔軟性のありそうな身体の描き方とは全く違う。

だからこそ動いているハサウェイに私は男性的魅力を物凄く感じました。ハサウェイの姿を目で追うのが純粋に楽しかったんです。

ギギの全体的にスレンダーにもかかわらず、女性らしい曲線美を描いている身体の描き方も素晴らしいです。ヒールのある靴を颯爽に歩いている時の脚のしなやかさたるや…!

爪のネイルもばっちりで、彼女の美意識の高さがその時点で分かるわけです。頭のてっぺんから足の爪先まで、同性でも見惚れてしまうくらいギギという少女は魅惑的に描写されていました。

カメラワークといい、アングルといい、いちいち艶めかしくて観る者をゾクリとさせる「生々しさ」が閃光のハサウェイにはありました。

村瀬監督は実写的なアプローチが非常に抜きん出ている方なので、それこそ本領発揮と言わんばかりの写実的な映画としての閃光のハサウェイの姿が存在していました。

声優陣による追求した等身大の人物としての芝居

閃光のハサウェイがここまで写実的な映画に仕上がっている要因の一つとして忘れてはいけないのは、声優陣による生っぽい芝居でしょう。

私はアニメアニメしてるより、実写吹き替えに近い芝居が大好きなので、閃光のハサウェイはその芝居を楽しめるというだけで私の中では好感度うなぎ上りなのであります。

キャラクターとしてではなく等身大の「人物」としての「声」が、より写実的な映画としての質をグッと高めていました。実写吹き替えの上手い方を取り揃えたキャスティングに一切ハズレはなかったです。

アムロ=古谷徹さんのように、ハサウェイ=佐々木望さんのイメージが強かったので、声優陣一新には驚きましたが、個人的に小野賢章さんと知った時には「あぁなら大丈夫だね」と安心感しかなかったです。

小野賢章さんは12歳の頃からハリー・ポッターの吹き替えを担当されているだけあってキャリア抜群ですし、吹き替えの技術もお墨付きです。私の中では納得過ぎるキャスティングでした。

さらに小野賢章さんは「いつ聴いても新人のような新鮮さ」を聴く人に抱かせる演技に長けています。じゃあそれはいつまでも上手くなっていないってこと?と勘違いされる方もいるかもしれませんが、いえいえそれは見当違いと言うものです。

確立された演技や癖の中で新鮮さを出すとしたら「何かが違う…」と聴いている者にわざとらしさを与えてしまう方が多いからです。

そこが抜群に上手いからこそ、小野賢章さんは自分の演技に「新鮮さ」を出すことができているのです。

積み重ねてきた実力がある上で、わざとらしくない新人のような新鮮さを出せる方は中々いません。そしてそれが持ち味であるからこそ、小野賢章さんは稀有で貴重な役者であるのです。

今回の閃光のハサウェイの映像には、小野賢章さんの声質と演技がぴったりと嵌っていてハサウェイという人物の魅力を予想以上に引き出していました。

小野賢章さんにハサウェイを抜擢してくれてありがとう…難しい役のハサウェイを演じてくれた小野賢章さんもありがとう…

上田麗奈さん演じるギギの鈴を転がすような声も、諏訪部順一さん演じるケネスの甘さに苦さを内に秘めたような声も…例を挙げたらキリがない程、声優陣の芝居に唸りました。

澤野弘之さんが織り成す音楽を始めとした音響面に関しても、終始感嘆の溜息が出るほどの徹底したクオリティです。

あの音響の質の高さは何度言葉を重ねても実際に聴かない限りは伝わらないと思うので、ぜひ劇場という空間で確かめていただきたいです。

巧みな心情描写と情景描写で魅せる、敢えて語らない「余白」の美しさ

ここで特出すべきは主人公のハサウェイでしょう。

彼が自分自身の言葉で、誰かに自分のことを語った台詞が本編ではどれだけあったでしょうか。

「僕はノア、ハサウェイ・ノアだ」という台詞しか生憎私の頭の中に浮かんできません。

沈黙は時に、人間としての色気や美しさを感じさせることにも繋がります。

ハサウェイが特に顕著ですが、閃光のハサウェイという映画は全体的に台詞で説明しようとしないのです。

「余白」の美しさが、観た者の想像力と興味を掻き立て、キャラクターに想いを馳せこの先の物語を追いたくなるようにする――

もしハサウェイが「いやー昔こういうことがあってさ~んでこうこうこうこういうわけで今の僕がいるわけよー」てな感じでベラベラベラベラ~~~~と不幸自慢を立て並べて自分の立ち位置なんぞを話始めたら、色気もへったくれもあったもんではございません。

無言の重みがあるからこそ、彼の背負っているものの重さがより浮き彫りになる。

電気もつけずに暗い場所で食事をしている。観ているとそういった描写からこの子はこういう子なんだなっていうのがだんだん分かってきます。

光の当たらない部屋、碧すぎる空、閃光のような煌めき…ハサウェイの感情や矛盾の苦悩で葛藤している姿を投影したかのような情景描写が巧みなのですから。

終始、台詞ではなく「映像」でとても丁寧に描かれていました。

閃光のハサウェイは敢えて台詞で語らず描写で魅せるからこそ、そこには「余白」の美しさがあるのです。

現代の技術だからこそできる圧巻のガンダムの戦闘シーン

中盤の市街地での臨場感あふれるモビルスーツの戦闘の恐ろしさには舌を巻きました。

モビルスーツやガンダムの「絶対的な存在」としての恐ろしさを、ここぞとばかりに我々の恐怖感を存分に煽ってくるのですから。いやはや参った。

さらに後半になってハサウェイがガンダムに搭乗するという話運びも良いですね。

「やっときたか!」と後半にガンダムの戦闘シーンが繰り広げられるからこそ、一種のカタルシスをそこで感じることができるのです。

何はともあれハサウェイのガンダムである「Ξガンダム」のカッコよさよ…!翼の羽根のようなデザインが素敵で「もっと観ていたい」と思える戦闘シーンの素晴らしさには息を吞みます。

これは現代の技術じゃなきゃここまで魅せる戦闘シーンに仕上がらなかっただろうなと思うと、閃光のハサウェイという作品が30年後に映像化して良かったなぁと感じ入りました。

Ξガンダムと対を成すペーネロペーとの戦闘シーンはまさに「圧巻」の一言につきます。映像から効果音まで、一切見逃したくない・聞き逃したくないクオリティです。

私はガンダムは戦闘シーンより、人間ドラマの面が好きで観ているきらいがあるのですが、今回は本心から戦闘シーンを楽しめて二作目以降も楽しみで仕方がないと心から思いました。

この感動をぜひ皆様にも劇場のスクリーンと音響で体験して欲しいと切に願います。

逆襲のシャアの後の物語としての閃光のハサウェイ

冒頭5分の「U.C.0105」という表記を皮切りに、閃光のハサウェイは「宇宙世紀シリーズ」だぞ!と我々にキッチリと叩きつけてくるわけです。

あぁこれは紛れもなく宇宙世紀シリーズのガンダムで、「逆襲のシャア」の後の物語として存在しているんだなと至る所で実感させられました。

ネタバレになるので詳しい言及は避けますが、とあるシーンでアムロ・レイの声が聴こえてきた瞬間に、一気に鳥肌が立ったのは私だけでしょうか。いや、そうではあるまい。

そして、ハサウェイの中で今も深く根付いている「クェス・パラヤ」の存在。

閃光のハサウェイはメインキャストを一新しているからこそ、アムロとクェスの変わらないままの存在がより強く特出されるのですから。

彼ら彼女らが生きていた生命の息吹を、現代に生きるハサウェイを通して強く感じることができる。

アムロの声は古谷さんのままだし、クェスの声も川村さんのままなのが「理解ってる」とガンダム公式が良い意味で憎くて仕方がない。最高だぜ、全く。

【結論】ガンダム初心者が観ても閃光のハサウェイは楽しめた!

前述した感想の通り、ガンダム初心者が閃光のハサウェイを観ても非常に楽しめました!いやはやこんな素晴らしい作品に出逢えるからこそオタクはやめられない…とつくづく思うものです。

閃光のハサウェイは日本のアニメーションの最高峰と言っても過言ではないのでは?と思うくらい、映像と音響どれをとっても一級品です。

まるで総合芸術作品のような映画でした。最初の松竹オープニングからエンドロール後の「2days ago..」に至るまで全てを含めて一つの作品として仕上がっているのですから。

私は、新しいガンダムの在り方の可能性を閃光のハサウェイから感じました。

Alexandrosによる「閃光」と共にエンドロールが流れている時も、劇場が明るくなるまで誰も立たず誰も発せずの凛とした静謐な空間が広がっていたのがとても印象的でした。今も「閃光」を聴きながらこの記事を書いています。

閃光のハサウェイはもっと評価されるべきだし、ガンダムの知識がなくとも色々な方に観て欲しい映画です。

とにかく最初に観に行った時は、情報量と密度の濃さに圧倒されたので、観終わった段階で2回目も劇場に絶対観に行くぞ!と心に固く誓っている私がいました。

結局、閃光のハサウェイの感動が忘れられないままパンフレットと劇場限定版Blu-rayを買いに、初見から2日後に再度劇場に走ったのは良い思い出です。

閃光のハサウェイの弱みとは?ガンダム初心者からみた視点で考察

個人的に刺さりまくった閃光のハサウェイですが、ガンダム初心者からみた最大の弱み…それは

三部作でガンダム宇宙世紀シリーズの敷居の高さ

が筆頭にくるのではないかと思います。逆襲のシャアが根底にある物語なので、「過去作を観なきゃダメかな?」って不安な気持ちになり、観に行くのを躊躇ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実際私も閃光のハサウェイの予告を初めて観た時に「なにこれ凄い!面白そう!!」と思ったのも束の間、何も知らないのに歴史あるガンダムのシリーズに手を出して大丈夫なのだろうか?と不安を真っ先に抱きました。

それプラス閃光のハサウェイは特別料金で一律1,900円であるからこそ、レディースディの割引や各劇場の会員割引などが使用できません。つまり、安いからとりあえず寄ってみて観てみるか!というライト層を狙えないんですね。

閃光のハサウェイは年齢、レイトショーなど関係なしに一律1,900円の特別料金という稀なケース

どうして閃光のハサウェイは特別料金なの?

と疑問を感じたガンダムファンも多数いらっしゃると思います。それは何故か?

閃光のハサウェイは正確に言うと「映画」ではなくて「OVA」としての形態で制作されているからです。映画じゃなくて「OVA」を公開しているから特別料金形態ということです。

簡単に説明すると、ライブビューイングなどは料金が一律で劇場での「イベント上映」という方法をとっていますよね。閃光のハサウェイもそれと同じようなものだと思ってください。

仕方のないことではありますが、ただ敷居の高さと料金で閃光のハサウェイを観に行くのを安直に躊躇うのは「異議あり!」と言いたいので、後述する内容でその理由を徹底解説します。

閃光のハサウェイはガンダムの知識がなくても楽しめる?その答えは…

ガンプラ展示

結論から言うとガンダムの知識がなくても閃光のハサウェイは楽しめる!!と声に出して伝えたいです。

だって私がこんなに楽しんで、そのままの勢いで劇場限定版Blu-rayやグッズを買い込むくらいハマってるもの!

前述した閃光のハサウェイの良さを語った感想を踏まえて、ガンダムの知識がなくてもどんな方が閃光のハサウェイを楽しめるか?について簡潔にピックアップしていきます!

さらに、閃光のハサウェイを楽しめないだろうなという方についてもファンの本音で斬り込んでますので、ぜひ参考にしてください。

こんな方に閃光のハサウェイはおススメ!

・アニメーションを観ていて純粋に楽しめる

・実写映画や海外ドラマの様な雰囲気のアニメ作品が好き


・綿密に練られた世界観や、重厚感のある物語が好き


・作品の奥深さや、あえて語られない「空白」の部分を深く考察するのが好き


・日本のアニメーション界が誇るクリエイター陣の技術に触れたい


・「考えるな感じろ」の精神で観て楽しめるニュータイプ

上記のどれかに当てはまる方は、ガンダムの知識がなくても閃光のハサウェイを楽しめるはずです!

ガンダムの印象って、ガンダムを乗り回してひたすら戦闘をしているようなイメージを持っている方も中にはいるのではないでしょうか。

しかし今回の閃光のハサウェイはそもそも主人公のハサウェイがガンダムに乗るのが後半で、ガンダム同士の戦闘シーンは少ないです。

また、中盤のモビルスーツの戦闘は、知らないからこそ「モビルスーツやガンダムの恐怖」をより強く味わえるというシーンになっています。

「一般人から見たモビルスーツ(ガンダム)の姿」を、逃げ惑うハサウェイとギギの視点を通して、我々はいわばそれを追体験する。何も知識がないからこそ、その視点に対して一生懸命になってついていく。むき出しの感情のままに没入できるのです。

だからガンダムの知識がなくとも楽しめる、むしろないからこそ楽しめる部分も多くあるんですよね。

こんな方は閃光のハサウェイをオススメできない

・作品の内容に詳しく作中で説明を求める

・三部作に抵抗があって一作で完結を求めるタイプ

日本のアニメーション映画で毎年猛威を振るっている名探偵コナンの映画は、必ず冒頭オープニングで「俺は高校生探偵工藤新一。 幼馴染で同級生の毛利蘭と~」という台詞から始まりますよね。

あの作品はコナンを知らない分からない方でも、初めて観た時にコナンがどんな立ち位置なのか理解できる作りになっているのです。

ですが閃光のハサウェイには一切それがない。冒頭に「シャアの反乱から12年…」と時系列の説明こそあれど、ハサウェイがどんな存在なのか?どんな立ち位置なのか?という問題を筆頭に、台詞で一切説明をしない作品なんです。

実際に私は閃光のハサウェイの事前情報を徹底的に排除して観に行ったので「マフティーとは?」「ハサウェイの今の立ち位置ってなんなの?」と劇中を観ている最中は分かりませんでした。

しかし、台詞では説明をしなくとも、描写できっちりと読み取れるような作品に仕上がっているので、ハサウェイの立ち位置などは最終的に分かるようになっています。

実際私もキャラクターの名前や、この人物は連邦軍側orマフティー側…と、ある程度のキャラクターの立ち位置の知識をつけていった2回目の鑑賞ではより深く作品に没入できましたし。映画をリピートしたいタイプの方は確実に楽しめるでしょう。

一度で全てを理解したい方には正直向いていません。

さらに閃光のハサウェイは三部作ですから、その一作目ってことを知らないと「え?これで終わり!?」って感情を抱きかねません。

ただ、一作目であり導入である作品と捉えたらこれ以上ない素晴らしいものだと私は思いました。

ガンダムの知識がなくても閃光のハサウェイを楽しむには?事前に観ておいた方が良い作品はある?

歴代ガンダム作品は大まかに2つのシリーズに分かれます。

  • お馴染みアムロやシャアが登場するファーストガンダムとストーリーが繋がっている
    「宇宙世紀シリーズ」

  • ガンダムWやガンダムSEED、鉄血のオルフェンズなどの
    「宇宙世紀シリーズ以外」

つまり、アムロとシャアの最期の戦いの後の物語である閃光のハサウェイは「宇宙世紀シリーズ」に分類されるというわけです。

宇宙世紀シリーズは非常に歴史のあるシリーズなので、閃光のハサウェイを楽しむには宇宙世紀シリーズの過去作を観ているとより一層楽しめるという仕掛けになっています。

閃光のハサウェイを観る前に最低限観るべき映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

ハサウェイとクェス・パラヤ
引用元:閃光のハサウェイ公式サイト 場面写配布キャンペーン「ノア家のアルバム」より© 創通・サンライズ

閃光のハサウェイは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から12年後の物語です。

アムロとシャアの最期の戦いを描いた作品でありますが、閃光のハサウェイ本編の回想にも登場する「クェス・パラヤ」という少女との出逢いや、その結末についても描かれています。

逆襲のシャアでハサウェイの過去に触れた上での彼の出発点がわかっていると、より一層閃光のハサウェイについて理解ができます。

逆襲のシャアを観ているからこそ「あのハサウェイが!?」と色々な部分で驚いて楽しめる部分も沢山ありますよ!

閃光のハサウェイを観る前に、出来れば最低限『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を観るのを全力でおススメ!!

アムロとシャアの最期の戦いを最初に観て大丈夫なの!?最初からクライマックスじゃ理解できなくない?

と心配な方もいらっしゃるでしょうが大丈夫です。

アムロとシャアがこれまでずっと戦ってきたという関係性さえ知っていれば何とかなります。

本当はこの一言で片づけたくない想いが沢山あるのですが…とりあえず一度触れてみて奥深いガンダムの世界を楽しんじゃってくださーーーーーーい!としか言えない。

何故なら逆襲のシャアを観て「ガンダムやべぇわ…」となり、今回の閃光のハサウェイで完全に虜になった私が実際にここにいるからです。

さらに宇宙世紀シリーズの歴史と共に閃光のハサウェイを120%楽しみたい方は

  1. ファーストガンダム劇場三部作
  2. Zガンダム劇場三部作
  3. 逆襲のシャア

プラスアルファで『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』という順で観るのが120%楽しめる最短コース!

あきら

勿論、劇場版じゃなくてアニメを1話から観るのも◎

歴代ガンダム作品はどこで観れる?おススメの動画配信サービスは?

逆襲のシャアを始めとした歴代ガンダム作品や、劇場版のみならずアニメ版のガンダムも観たいという方も沢山いらっしゃいますよね。

ガンダムは何回も観るからこそ楽しめる作品なので、見放題の動画配信サービスに登録するのをオススメします!

歴代ガンダム作品の視聴にオススメ動画配信サービス『U-NEXT<ユーネクスト>』

ブライトとハサウェイ
引用元:閃光のハサウェイ公式サイト 場面写配布キャンペーン「ノア家のアルバム」より© 創通・サンライズ

動画配信サービスのU-NEXTでは、ただいま閃光のハサウェイ公開記念の「ガンダム見放題作戦」を決行中です!

U-NEXTの「ガンダム見放題作戦」はガンダムシリーズ最大級の43作品を見放題で配信しています!

宇宙世紀シリーズは勿論のこと、ガンダムWを筆頭に宇宙世紀シリーズ以外のガンダム作品も多数配信しています。ガンダムを楽しみたいならU-NEXT一択ですね。

U-NEXTは映画・ドラマ・アニメの見放題作品が21万本以上と幅広いので、ガンダム目当てで登録してもその他の作品も沢山楽しめます。

U-NEXTの動画見放題配信サービスは月額 1,990円(税別)とお高めですが、初めて加入する方は31日間無料トライアルが体験できますので、実際に1ヶ月使用してみてから有料プランの継続を検討するのをオススメします!

\ ガンダム観るなら/

あきら

U-NEXTは伊達じゃない!

閃光のハサウェイを観て「ガンダムって凄い!もっと知りたい」となったら、過去作に触れていくという在り方も良いと思います。

閃光のハサウェイは三部作で、今後続く二作目、三作目の公開までにまだまだ時間があるからです。1年~2年以上かかるんじゃないかな…その間に前述した宇宙世紀シリーズを観るという方法も大いにアリでしょう。

そもそもガンダムという作品は歴代の作品に全部触れているからといって、その作品について完全に1回で理解できるかといったら別問題なんですよね。最初に観た時に完璧には分からないという点では、殆どの方が同じなのではないでしょうか。

何回も咀嚼してからこそ新しく見えてくるものがあるというのがガンダムの良さなんだと私は確信しています。

過去作を履修してから閃光のハサウェイを観るのもヨシ!

ガンダムの歴史に触れてから再度閃光のハサウェイ一作目を観て二作目を観るのもヨシ!

いやいや劇場公開を待ってこのまま三作目まで突っ切るぜという方はそれもヨシ!

ガンダムの楽しみ方は人の数だけあるので、自分が観たい興味のある作品に触れるのが結局のところ一番なんじゃないかと思います。

実際にそれが「閃光のハサウェイ」だったらいいなという制作陣の想いは映画を観ていてひしひしと伝わってきました。

義務感を感じて作品に触れるのは疲れちゃうものね。自分の心に素直になって作品を最大限楽しみましょう。それが作品に対して真剣に向き合うということに必ず繋がるから。

あきら

楽しむのが一番!気楽にオタ活楽しも

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は劇場で観てこその映画。ガンダム初心者でもガンダム知識がなくても大丈夫!

ハサウェイとクェス
引用元:閃光のハサウェイ公式サイト 場面写配布キャンペーン「ノア家のアルバム」より© 創通・サンライズ

閃光のハサウェイはガンダム初心者でも知識がなくても楽しめるという魅力を語ってきましたが、まだまだ自分に合うのか心配な方も中にはきっといらっしゃますよね。

そんな方達が手っ取り早く閃光のハサウェイが自分に合うのか確認できる方法があります!

ガンダム公式YouTubeの「ガンダムチャンネル」が何と閃光のハサウェイ冒頭約16分を公開しているからです!!

百聞は一見に如かずと言いますし、まずはこちらの閃光のハサウェイの冒頭動画を観てみてはいかかでしょうか?

きっとこの動画を観終わった後は、その先の物語を確認しに劇場に行きたくなるはずですよ。

私としては、難しいことは考えずにぜひその感情のまま劇場に走って欲しい!と切実に願っております。劇場で観てこその映画なんですよ本当に…!

ガンダムは歴史が長くてファン層も厚く、幸いなことに初心者に向けた情報発信をしている方も沢山いらっしゃいます。

初心者の気持ちは初心者にしかわからないところがあるので、同じ初心者である私が新鮮な気持ちをリアルタイムでお届けできるように、当ブログでも引き続きガンダムの情報を発信していきます!

閃光のハサウェイのネタバレありの感想も今後記事にしたいと思います。

あきら

一緒にガンダムに触れていこう!

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